2012年11月6日火曜日

僕らは消えゆく組織なのか? ~CAPのできごと①TOKAI音食WEEK~

音食WEEKは6月の最終週、大学の中にステージを立て、ステージ周辺に地域の飲食店に出張店舗を出してもらう、野外フェスのようなイベントだ。



ステージでは選りすぐりの学生バンドが演奏を披露。応募してきた団体をCAPメンバーが審査し、合格した10組が出演する

出張店舗は地域の飲食店全てにオファー。毎日8店舗づつ。日替わりで20前後のお店が出店した。


・学生に地域の味を食べてもらい、気に入れば「馴染みの店」として通いつめてもらう
・地域の方に学生の輝いている姿を見てもらい、応援してもらう


この2つを目標に、入学したての僕らは準備を進めたのだった。


僕が入った時のCAPは、主力メンバー構成が 大学院1年:2人 学部4年:5人 2年:1人 1年:6人と中間学年がおらず、イベント経験のある先輩は就活中。活動どころではなかった。

去年の書類は残っているけど、何をすればいいかは不明。 
こんな状態で、先輩が出した指示を下に、僕らは動くしかなかった。

「企画書作っといて」

「店舗に出店依頼してきて」

「学生バンド用に企画説明の資料作っといて」

何を頼まれたのかもわからないまま手を動かし、資料作りや地域のお店周りに明け暮れる日々だった。


この時、中心になって動いた1年メンバーは、翌年にリーダーとして企画を引っ張る事になる。

僕自身も翌年は代表を務めるのだけど、人数が少なく、一人当たりで担当している飲食店やバンドの数が多かった為、準備を通じて大学での顔が急激に広くなった。

当時は「なんで1年のオレ達がここまでやらなきゃいけないんだ」とも思ったけれど、この不満が組織への問題意識に変わり、その後自分がリーダーシップを奮う気持ちに繋がったんだと思う。


4月から準備を始めても、6月の本番までは3ヶ月しかない。
出演団体・出張店舗が決まった後にもやることは山積で、ステージや飲食店で使用する電力量を計算したり、お店の仕込み時間を打ち合わせたり、当日のプログラムを制作したりと、どんどん時間が過ぎて行った。

本当に何から何までやっていて、ステージ装飾も自分たちの手作業だった。

ステージ中央に飾る看板も自分達で制作した。後回しにしていった結果、直前の一週間で看板を買ってきた木材から作るハメに。

ステージ設営前日の夜までペンキを塗り、扇風機で乾かし、別の色を塗り。を繰り返し、終電を逃したメンバーを何人も家に泊めながら極限の生活を送っていた。


そんな準備も終わり、いよいよ開催の週になった。

音食WEEKは火曜~金曜までの4日間のイベントの為、月曜は完全自主休講で朝9時から25時までステージ設営。 翌日は朝7時に会議室に集合し、最後の打ち合わせをしてステージ企画の始まる13時を待った。

1・2限とも必修だった僕は、一番後ろの席で睡眠確保。寝不足のはずが、そわそわして寝れず、授業も耳に入らなかった。


13時、MCが開催宣言をし、演奏が始まる。 

死にもの狂いでしてきた準備が実を結んだ瞬間、鳥肌が立った。






ごった返す人の中響く演奏。買ったばかりの食べ物に舌鼓を打つ学生達。

出張店舗を出してくれたお店のおばちゃん達は手拍子をしながらステージに見入り、顔なじみの学生を見つけて声をかける。 準備を通じて何度も打ち合わせをしてきたまんじゅう屋のおじさんからは、『いいイベントだね。来年も是非呼んでよ』と声をかけられる。


「何がなんだかわからないまま、準備をしてきたけれど、イベントってこんなに楽しいものなんだ。 もっとこの活動に没頭してみたい」 

そう思えたのが、初めてのイベント、音食WEEKだった

HP:http://deka.challe.u-tokai.ac.jp/cap/onsyoku2011/pc/home.html

2012年11月2日金曜日

一つの組織と複数の意識


広州に来ています。

海外出張はこれで二度目。先月上海に行ったばかりで、こんなに早く次の出張が決まるとは思っていなかった。
年度内に進めたい海外案件が2つほどあるので、また12月辺りに出てくる事になるかもしれません。

広州は道路が悪いのか車が悪いのか、はたまたドライバーの運転が粗いのか、車酔いに悩まされてます。日本にいる時に酔ったことなんてなかったのに、こっちでは乗った5分後くらいから胃がムカムカ。遠くを眺めながら、目的地に到着するのをひたすら待ちます。 料理も美味しいし、都会で便利なので留まっている時は快適です。




今回は勉強の為の出張。2名の部長の同行で、交渉現場を間近で体験してきました。

彼らの視点は高い。
会社に対してどんな意見を言われても、一つ一つに丁寧に応答する。過去の話や、他部署の話をされて、『それはうちじゃない』とは一言も言わず、全て『私の』問題として答えていたのが印象的でした。

自分は今の会社で同じ事ができるんだろうか。 新卒2年目の現時点では、トップダウンで降りてくる仕事の量が半端なく多く、それをこなすのでイッパイイッパイ。この状態で取引先に行き、他部署の話をされたら、『おいおい、それは他部署の話だろ』なんて考えると思う。 社外の人にとって、うちの会社は一つかも知れないが、内部の人間にとっては複数の組織の集まりだ。会社として大きな業績を上げるために便宜上分けた組織が、僕らの心まで分断してしまっている。

分断された目先の仕事と、分断された仕事を進めるための目先の組織に捉われているままでは、彼らのレベルまで追いつけないな・・と悟ってきました。 経営者を目指して入った会社で、分断思考を培ってるんじゃ世話ないな・・ というところです。

とはいえ、目先の仕事が山積なのも事実。 こなしながらも、たまには全体戦略を考えられれば分断意識も変わってくるかもしれません。

それにしても、彼らの働き方は半端ない。『いつ休むんだ?』と思うくらい、車でもずっとPCを開いてるし飲んだ後にもバンバンメールが飛んでいる

メリハリがとてつもなくハッキリしてるんだろうか。とにかく、今回広州に同行させて貰え感謝です


■関連記事
上海出張
http://yoiasa.blogspot.com/2012/09/blog-post.html

2012年10月22日月曜日

僕らは消えゆく組織なのか? ~キャンパスストリートプロジェクトをたどる~

ブログで触れたことはなかったんだけど、大学時代の僕が死ぬ気で頑張っていたプロジェクトがある。





“キャンパスストリート”は、2012年で7年目。学生と、地域のプロデューサーとなって、『大学のある街』東海大学前の地域活性化を目指す、東海大学チャレンジセンターの公認プロジェクトだった。(僕はこの組織の3代目代表をしていた)

最近、存亡の危機にあるらしく、今更学生時代の事を書くのも・・と思ったんだけど、組織がなくなる前に軌跡を残したいと思い、ちょっとづつこのプロジェクトについて書いていくことにする。



大学生は、忙しい。



授業やサークル、バイトに就活だってある。そんな中でも、なんとか時間を作り放課後の教室を借りて会議をしている団体があった。


僕が入った時のCAPは、総勢20名弱。目標は、地域活性化。「地域とは?」「活性化とは?」自分達の目指す方向を手さぐりで探しながら、活動は2年目を迎えていた。

打ち出したコンセプトは、イベントを基軸とした地域活性化。

地域を活性化=ブランド化させるために、

・参加者(大学生 - 近隣の町)の距離が近づきやすく
・コンセプトをシンボル化しやすく
・メディアに取り上げてもらえやすい

というのが、活動を決めた理由だった。




年間4つのイベントを実施し、合間に、地域や才能ある学生を取材したフリーペーパーを発行する。
イベントで、地域のシンボルを作り、フリーペーパーで日常を変える


これが、僕らの活動計画だった。


これから、僕が大学一年目に経験した事を中心に、CAPについて何本か文章を書いていこうと思う。

書いたから何になるという訳ではないのだけれど、回想し、整理した過去から今後の打ち手も見つかるかもしれないから





2007年4月、入学したての僕はCAPの一年始まりのイベント、TOKAI音食WEEKの準備に加わったのだった。




したい、プロデュースの立ち位置

言い出しっぺとしてチャレセン同窓会の準備をしている訳だけど、曲がりなりにも企画を引っ張るリーダーになると、色々考えることがある

企画のゴールはどこなのか
昨年の反省って活かせてるのか
そもそも、自分は何がしたくって、こんなことしてるんだっけ?

実は、最後の『何したいんだっけ?』ってところは大体いつも一緒。仕事をしながらでも、どこに住んでても、僕は「プロデューサー」として、企画を起こしていたいんだ。

企画をして、自分が脚光を浴びたい!というよりかは、考えた通りに企画が成功して、シメシメと笑いながら集合写真の端っこに写っていたい。 

僕が思うに、本当に役割に徹して企画を成功に導ける人は、集合写真で真ん中に写ってこない。誰からも見えないところで地道にコツコツやって、根回しを上手くできるのが僕の目指すプロデューサー像。


実際は集合写真を撮ると真ん中に写ってることが多いんだけど、別に目立ちたい訳ではなく、まわりに言われるままに真ん中に写ってるだけなんだ。 

企画をする立場によって、写真の真ん中に写んなきゃならない時もある。
例えば、初めてのイベントや団体の立ち上げ時は、『誰が企画をやってるのか』印象付けるのがとっても重要になる。

そのリーダーがいつも一生懸命やってるのを見て、『あいつがやってるなら安心して参加できる』と思ってもらえると、参加者が増えていく。人が増えて活動がデカくなっていくと、初めのリーダーがいなくても団体自体が脚光を浴びて、組織が続いていくことになる。

リーダーが中途半端な態度でやってると企画側もついてこないし、参加する側も巻き込まれない。

企画の立ち上げで変わらずに取り組んでる自分を印象付けた後は、企画自体は人に任せて平気かな・・と思ってる。 同窓会に置き換えていうと、去年は挨拶から司会まで自分でやってしまったけど、今年は同窓会の準備メンバー紹介だけしてさっさと引き下がろうかと思う。その方が企画者としてスマートだし、ここで自分が頑張り過ぎると、自分の抜けられないちっぽけな組織になってしまうから。 



よく聞く同窓会なんて、デカい飲み会だと思ってた。僕たちがやろうとしてるのは、東海大で一番元気のある学生を繋いで企画を起こしていくことだけど、一言で「同窓会」というと、陳腐な企画に聞こえてしまう。


どんなに陳腐な言葉だったとしても、規模の小さい企画だったとしても、これだけ考える事があるって凄いなぁ


企画を起こす立場ってのは、なんて成長に満ちてるんだろう

2012年10月20日土曜日

でかチャレ同窓会するよ。みなさん来てね

昨日は久しぶりに19時あがり!

飲み会の予定がなくなったので、家に帰って家事やら引越し用の書類作成やらをしてました。
ついでに、12月に開こうと思ってるチャレンジセンターの同窓会告知文を、チャレセンSNS(東海大学チャレンジセンターの参加学生だけが参加できるSNS)に書き込んでおきました。

アクセス数がめちゃめちゃ低いようで、僕のブログの方が見てもらえそうなのでこちらにも転記しておきます。関係者の方、是非参加してね。


この同窓会、卒業生からの期待値が結構高くて、今はパイロットになったAさんや学生時代から起業してたSさん、チャレセン学生の中心でみんなを繋いでくれていたHさんにも、『手伝えることあれば手伝うから言ってね!』なんてありがたいお言葉を頂いています。

今年は残り期間も短いですが、来年以降は卒業生を巻き込みながら、それぞれのknowledgeを活かした活動できればな・・とおもいます。


以下、転載分です。最後に同窓会概要があるので、気になった方申し込みしてくださいね。

・・・☆



ご無沙汰してます。一星です。

卒業以来、大学には一度も訪れていませんが、みなさんいかがお過ごしですか? 変わらずお元気ですか?^^

ちょこっと宣伝させてください。

昨年開催した、チャレンジセンター同窓会を今年も開こうと思います。

・去年開いてみて、思ったより多くの方が来てくれた
・今年に入って色んな方から「今年はいつやるの?」と嬉しいお声かけを頂けた
・卒業生のネットワークを保ちながら、面白い企画ができたらいいな・・と思っている

というのが開催の理由です。

企画は昨年度と同じメンバー(飯田さん・西濱さん・松本さん・細川さん)に加え、現役学生から山田くん、吉越さんに手伝ってもらっています。

一か月に一回、池袋の松本さんのマンションの会議室を借りて、こっそり会議をしています。 プロジェクト室4lくらいのビミョーなサイズの会議室で、ホワイトボードにメモを取りながら、プロジェクトの会議のようにやってます。

吉越さんに最近のチャレセンの話を聞いたり、細川さんに新社会人の生活を聞いたり、松本さんの持ってきた宮崎のお土産を食べたりしながら、結構楽しくやってます。

こんな時思うんですが、卒業しても、チャレセンのメンバーと会って話をすると何か面白いことをしたくなるんです。


やることは、街起こしフリーペーパーでもいいし、週末ボランティアでもいいし、同窓会の開催でもいい。 久しぶりに自分達の活動エネルギーを培ったところに帰って、仲間に会って、何か新しい事をしたくなっちゃうような集まり・・

みんなにとってこんな場所になるように、第二回の同窓会を開けたらいいな・・と思っています。

概要は日記の一番下に書くので、参加ご希望の方はメール頂けると嬉しいです。


あともう一つ。久しぶりにチャレセンSNSを見てて自分が代表だった時のコミュニティがクローズになってることに気づいたので、2009年の学生運営スタッフコミュニティを「全員に公開」にしておきました。

今思えば、勢いだけの、若い活動だったけれども、それなりに頑張ってたとこなので、今の学生の皆さんにとって少しでも参考になればな・・と思います。

運営スタッフは皆忙しくて、ほとんどスカイプとSNSで活動してたので、時間のやりくりに困ってるとこなんかは参考にして頂けるかもしれません。

思ったより長文になりましたが、今日はこれで!

以下同窓会概要です。

・・・★
第二回チャレンジセンター同窓会
【日時】
12月1日(土) 18:00~

【会場】
新宿テアトロン88
http://www.teatron.co.jp/88/

【参加費】
社会人5000円
学生3500円

【申し込み方法】
参加希望の方は、decachalle @ gmail.com(スパム防止の為スペース開けてます。寄せて送ってね)へ
①学年(卒業生の方は卒業年度)
②お名前
③所属(関係)プロジェクト
を記入しメールを送信してください

・・・★

ちなみに、企画を手伝ってくださる方も大募集してます。
気になった方はお声かけお待ちしてます!

一星

2012年10月18日木曜日

オルタナティブな何か



風邪をひいて、三連休が四連休になった火曜日。昼間はぐっすり寝て、夜久しぶりに手帳のフリーページをひらいた。

日々の予定を書き込むページとは別の、少し上質な紙を綴じてあるページに、最近の生活の仕方を整理して書いてみた。


平日は毎日8時に出社して、終電帰り

土日は誘われるままデートや飲みに行く事が多くて、学生時代に大事にしていたような「新しいものに突っ込んでいく」ような体験が乏しい


趣味として、アートトリエンナーレに出掛けたり、Chim↑pomの個展に行ったりはしているけど、あくまで観客。安全なとこから面白いものを見てるだけだ。


面白いものを見て、観客として参加するのも十分楽しい。だけど、楽しければ楽しい程、やっぱり、企画をしたいなー。と思うのでした。

社会人二年目。
イメージを膨らませつつ、ちょっとづつ動き出していいのかもしれない。


2012年9月30日日曜日

「場」づくり

最近したいなと思っているのが人の集まる『場づくり』

見知らぬ人達と侃侃諤々の議論をしたり、街おこしイベントみたいな面白い企画をしたり、とにかく雑多な人を集めて化学変化を楽しみたいと思う。


結局、オレはそういう企画をすること自体が好きで、色んな人と交わりながら日々を送りたいと思ってるんだ。


去年始めたチャレセン同窓会を初め、もうちょい能動的に企画を仕掛けたいく、野望を燃やし始めてる昨今です


ちょうど先週から勤務地が飯田橋に変わって、千葉のマンションから引越しを検討してるところなんで、人を呼びやすい立地に引っ越そうかな。と考えてます。



何かを企画するのなら、結局はアジトが必要で、それが家でも喫茶店でもいいんだけど、いい場がないと企画自体が練れないのです

ようやっと、東京進出。 これからが楽しみです

「弱さ」の効用

将来が不安だとか、目の前の仕事が上手くいくかわからないとか、とかく「不安」はオレ達の生活について回る。

そのはけ口は人によってばらばらで、人に相談したり、ものに当たったり、体を動かして発散したり、いろいろやり方があると思う。

なんでも順風満帆にいっている人なんていなくて、不安や、不安を受け入れてしまう弱さを抱えながら生活していくしかないんだろう。


でも、かっこをつけていうならば、そんな弱さを表出す事は無意味なんじゃないか


自分にとって、やるべきことなんて最初から決まっている。例えば仕事なら仕事、趣味なら趣味でそれに打ち込む事で自分で自分の価値を認める事ができるようになっていく。

「俺にはこれしかない」と思うものに時間を注ぎ込む事で、自分を完成に近づけることができてくる


不安だなー、とか、愚痴りたいなーなんて思う事もあるけど、そんなもの吹っ切って進むしかないんだ

2012年9月21日金曜日

ノートに書く書く書く!

仕事って奥深くて、覚える事が無茶苦茶たくさんある。


入社して2年目の今だってそう。 売上分析の方法・新商品開発のプレゼン手伝い・中国向けの戦略決め・・


やることが多くて、一つ一つの仕事が重たい時は、とにかく立ち止まってノートに整理することにしている。

売上の構成・新商品の投入マーケット構造・中国顧客構成の整理・・などなど書く事はバラバラだけど、書いているうちに言葉が繋がっていくので、自然と人に説明できるようになってくる


「書く」って労力いることだし、ワードで文字を打った方が手書きの何倍も早く文章はできるんだけど、思考の整理には「書く」行動そのものが大事な気がします



2012年9月17日月曜日

上海出張

先週、人生初の海外出張に行って来ました。



行先は、上海!

中国の市場調査の為、日曜出発金曜夜戻りで計6日間上海の取引先めぐりをして参りました。


空港から乗ったタクシーではいきなり英語が通じず、窮地に。
同伴の先輩が話す中国語を唖然として眺めながら、なんとかホテルに辿り着きました。

ホテルは、海外にありがちな2ベッド。日替わりで左右のベッドを行き来しました。部屋が自分のアパートの部屋より広くてちょっと凹みます。

昼間は運転手と、通訳も合流し4人で行動。 昼食の度に円卓を囲み、7、8種類のおかずに舌鼓を打ちます。
中国って、ちょっと大目に頼むんですかね?毎日食べきれない量の昼食で、胃がもたれました

オフィスに帰ると日本同様23時くらいまで仕事。徒歩5分くらいのホテルへ帰宅し、すぐ就寝。


早めに上がれた日が2日あったので、その日は新天地に行って小龍包食べたりお土産のお茶を買ったりしてました


仕事は忙しんだけれども、物理的に日本から離れてるおかげで、考え事もしつつリラックスして仕事に臨めた気がします。


胃がもたれてきて、『自分体弱いなー』と思ったり、タクシーで行先が伝わらなくて『ホテルにも行けないってどんだけ言葉弱いんだ自分』とか課題が見えた分、体を鍛えたり語学を学ぶ事に対してモチベーションも高まりました

領土問題を発端に、日中関係は緊張しっぱなしだけど、僕自身は、今回中国に行けてとても嬉しかったのです

2012年8月17日金曜日

羽休め地区


夏休み、長野に行ってきた。


住んだことはないけれど、僕の本籍地。父の実家があって、お盆や年の瀬は長野で過ごす事が多い。


見渡す限りの大自然で、年に1、2回訪れて羽を休めるには絶好の場所です。

好きな過ごし方は、朝早く起きての散歩と午後早い時間の温泉。

散歩しながら考え事をすると、机に向かっている時より前向きな結論が出せる気がするし、明るい時間の露天風呂は景色が最高。『この時間の為に働いてるんだな~』と思えるくらい気持ちいいです。

野菜も水も空気もうまい!
住むのは厳しいけれど、こういう帰れる土地がえるっていうのはいいもんです。

2012年7月16日月曜日

論理は経験を凌駕できるのか

上司が口にした言葉「論理は経験を凌駕する」という言葉が頭を離れない


上司曰く、仕事には経験値でできる仕事と思考でできる仕事がある。 経験値でできる仕事は、いうなれば誰でもこなすことのできる仕事。 その人にしかできないバリューある仕事は、思考によって導かれるものであり、経験でできる仕事とは種類が違うらしい。

とにかく頭のいい上司にこう言われると、自分も思考すればバリューある仕事をできると思い込んでしまう。
でも、本当にそうだろうか。 これは言い換えると、価値ある仕事は机上で生むことができ、経験を積んだベテランはさして役に立たないという、「頭でっかち」な考えになるのではないか

同じ経験値を持った者同士で仕事の質を比べるなら、もちろん思考を巡らせた側が質の高いアウトプットを出せる。  でも、同じ仕事を新卒と入社10年のベテランがしたとして、どんなにキレる新卒でも10年のベテランには敵わないだろう。 


勉強すれば、考えれば、いい仕事ができる訳じゃない。 そのベースに今までの体験があるから、論理は経験を凌駕できるんだと思う。

とにかく、今は経験を積み重ねるしかないんだ

2012年6月26日火曜日

チャレセンパンフレットに載りました

大学時代に活動していたチャレンジセンターのパンフに載せて頂きました




はじめは「学生の声」で載っていたパンフも、今や「卒業生紹介」に載るようになりました。

最近の会社生活、同じような毎日の繰り返しですが、ふと立ち止まって振り返るといろんな事ができるようになっている自分がいます。

学生時代の活動も同じ。何も面白味を感じず、義務感の下に活動することもあったし、普通に遊び歩いている友達を羨ましく思う時だってあった。 怒ったり泣いたり、辛い経験も相当したけど、後で振り返るとそれが財産だったんだな。と思えます。
僕にとっての社会活動のホームはこのチャレンジセンターです


ただ、卒業後は一度も大学訪れておらず、チャレセンと僕の関係も大きく変わりました。一歩引いた第三者的視点から見ると、これから東海大学流サービスラーニングはどこに向かうのかがとても気になります。

大学全入時代、少子化の進む中で私大は教育をどう差別化し、生き残るのか。これからも注目していきたいと思います。

そして、卒業生としては同じチャレンジセンターで活動した卒業生のネットワークをどう繋いでいくかを考えて何かしら行動してみたいと思います。


ポップ過ぎるデザインがひっかかりますが、よろしければ東海大学チャレンジセンターのHPからパンフレットもcheckしてみてください
http://www.u-tokai.ac.jp/challenge/index.html

体あっての仕事なもんで

先週末、今年に入って二度目の食当たりにあった。ひどい下痢と40℃の発熱。先週は会社を1日休み、薬を飲みながらなんとか通勤。今週からやっと本調子に戻ってきた

食中毒と言うと、「痛んだものを食べた」という気がしますが、僕の場合はそうでもないみたい。たぶん、疲れが胃腸にたまりやすいんだと思う

食当たりになる二週間前から毎日終電まで働いてて、体長を崩す前週は土曜日も出勤。疲れを感じる事ができなくなってて通りこして元気な気分になってたみたい。

発熱した当日は大学時代の友人と食事をしてて、途中から腹痛があった。 もともとお腹が弱いので、いつもの不調かと思っていたら体調は悪くなる一方。 帰りの電車で気分が悪くなり、自分が発熱しているのがわかった。


帰宅途中に自販機でスポーツドリンクを買って、脱水症予防の為大目に飲んで就寝。夜中何度もうなされて目を覚まし、気分は最悪だった。


今年に入って、4か月にいっぺん40℃クラスの熱が出てる。 睡眠も多くとってる方だし、土日はしっかり自炊もしてるんだけど、こりゃ生活習慣が悪いのは明らか。もう少し意識してセルフケアしていこうと思う。

思えば1日14時間働く僕らは相当なアスリートで、軟なカラダじゃ持たないんだな と身に染みて感じました。

何よりも働き過ぎな節はあるので、早く帰れる日は帰って休んだり、運動したりとセルフケアに充てたいと思います。


そして、「自分はまだ元気」という根拠のない思い込みは絶対にやめた方がいいとも思う。

自分の労働時間を客観的に見て、「普通は疲れる」くらい働いてるなら、しっかり休んだ方がいいです。

やっぱりカラダが資本なんで、大事にしていきましょ

2012年6月13日水曜日

モチベの上がらない時

先週、今週と若干仕事へのノリが悪い。

やることはぼんやり見えているので、しっかり考えてスケジュールを立て、上司の承認を貰えばいいんだけど、それができない。

学生時代、コカコーラ学生環境サミットに参加した時も一時期こんなカンジだった。

やることが見えてない訳じゃない。でも、どのタスクから手を付けるにも「今の自分にできるのか?」と不安があり、ズルズルと先に進めない。

こういう時は、考え込み過ぎずやるべき事をするに限る。全力で走れば不安はついてこれないのだ

2012年6月10日日曜日

自己実現、仕事でしなくてもいいじゃない

仕事で有明に用事があり、今週は毎日お台場通いでした。

取引先が開くのが10時。普段は8時に会社に着くように家を出ているので、ずいぶんのんびり起き、支度して出勤。


通勤時間も普段の倍あったので、「せっかく時間があるなら」とipodに入れたpodcastを片っ端から聞いていきました。 
そこで聞いたのがTBSラジオの文化系トークラジオ http://www.tbsradio.jp/life/index.html


たまたま聞いた回の中で「自己実現てなに?」というトークになった。自己実現は仕事でするもの!という主張にパーソナリティがこう反論する
『職場は企業の利潤を追求する場でしかなくて、金を貰ってそれを手伝う場所。仕事での自己実現は美しいが、もともとその為の場所ではないことをもっと意識した方がいい。趣味で自己実現したっていいんじゃない?』

僕は、できれば仕事で自己実現したいと思っているけど、「趣味での自己実現」って考えはすごくいいと思う。


雇われてしている仕事は、自分で選択できることが少ない。
全社方針、そこから生まれたタスクについて、自分でやりたくないと感じても、それは会社の方針だからとやらざるを得ない時もある。
こんな時、モチベーションは上がらない。  そう、仕事が好きでも全ての仕事においてモチベーション100%を維持することはできない。


そんな時、心の支えになるのが休日の息抜きだ。 買い物・芸術鑑賞・友人とのバカ騒ぎ・・ これを楽しみにモチベーションを上げることができる。

結局、「仕事が楽しい」なんて言えるのは自分のしたい仕事ができている時だけなんだと思う。

気の持ちようでモチベーションを上げるといっても、どう気を持ってモチベーションが上がらない時があるのも事実。 そんな時、「自己実現は仕事でするもの」なんて考えは辛すぎる。

だから、「自己実現≒仕事」なんて考えは持たずに暮らせばいいと思う。 何でも好きなことをすればいい くらいの気持ちの方が仕事も自己実現も上手くいく気がするから

2012年5月29日火曜日

小さな変化を楽しめるのか

努力できる人と、そうでない人は脳の作りが違うのだという


努力できる人は、些細な変化に楽しみを見いだせる人  そうでない人は、些細な変化に楽しみを見いだせないのだそう


些細な変化に目が向くかどうかはその時のコンディション次第だけれども、何にでも楽しみは見いだせる人でいたい

2012年5月27日日曜日

東京で暮らすこと

今月、千葉の実家に帰省した際、近くのギャラリーのオーナーと話をした。

一時期パリに住んでいたというオーナーは元美術教師。仕事を辞め、自宅のアトリエを改造しギャラリーを作ってからは、たちまち翌年の展示スケジュールも埋まるような人気のギャラリーに育て上げた。

カワセミも訪れる川沿いに建てられた建物は趣味がよく、ゆっくり芸術観賞をするのにもってこいだ。


煎れて貰ったコーヒーを手に、絵を眺めながら話をする

去年から社会人になり、東京で働いていること。帰りが遅く、家ではほとんど寝るだけの生活になっていること 。

僕にとっては普通の、自分の暮らしぶりを話した。

この時オーナーに言われた言葉が印象的だった

『いや~、東京に住んでるなんて大したもんだ。!お金もかかるし、なかなか住めたもんじゃない。すっかり東京の顔になったね』

うーん、なるほど。そういうものかも知れない。

僕にとっては東京の会社で働くことは当たり前だった。 もちろん家も東京(本当は市川市に住んでる)で、地方より高い物価で生活している。

でも、一歩引いて回りを見渡すと東京で働いている人なんて、ほんの一握りだ。

風邪をひいて、体調を崩すと改めて健康の大切さがわかるように、東京を離れ、地方に住むと改めて『東京で暮らす』ことの凄さがわかるのかもしれない。


ただ田舎にすむおばさんに言われても響かないが、世界を点々としてアーティストと日常的にやりとりをするオーナーから言われて、妙に説得力を感じた。

僕は、東京をもっと利用できるのかもしれないな

山梨の自然に囲まれて

GW、山梨のキープ協会に宿泊してきました。




新緑の美しい季節、新しく買ったレインウェアを着て森の中を散歩したり、採れたて野菜や肉の料理を食べたり、東京では過ごせない贅沢な時間。





山梨は日本最大のワイン産地。 人生初のワイナリー見学もしてきました。 
甲府駅から徒歩5分程度のサドヤは地下の見学と試飲がセットで一人300円。試飲すれば買って持ち帰りたくなる訳で、計5本も買い込みましたが、ワイナリーを思い浮かべながら飲むワインは格別でした





自分用の旅のお土産って、物だけでなくストーリーがついてくるのがいいですよね。


勝沼のワインの丘ではタートヴァン(ワイン試飲用の器)を使ってワイン試飲がし放題。タートヴァンは1200円程度ですが、これでワイン50種類試飲。完全に元取りました。  後半は赤ワインの渋みが口に残り味がよくわからず・・  ちょっともったいなかったですが、酔っぱらったまま高速バスに乗り、旅は終了です。



東京の暮らしも刺激的で、楽しい事がたくさんあるけど、こういう田舎の楽しみの方が心が満たされる気がする。 
リフレッシュしたくなったら田舎への旅に限りますね

ブルーカラーの仕事、ホワイトカラーの仕事

先週、上司に調べものを頼まれた『この文献の中から〇〇に関係する記述を探してくれないか。30分後に報告頼む』

二つ返事で文献を受け取り、調査を開始。しかし、この文献に上司の求めていた情報は載っていなかった。 代わりにチームに関連する情報を見つけ、付箋でマーキング。内容もざっと理解し、30分後に上司に報告した。

・・ただ、僕の報告した内容は上司の求めていた情報ではなく、この仕事はやり直し。再調査になった。 
上司曰く、『今回欲しかったのは〇〇と●●の比較情報。商品開発に向けて特性理解が必要だから。 代替情報として欲しいのはネットでもいいからこの比較記事。 指示を受けた時には目的聞いた方がいいよ』


・・ごもっともです。


僕の悪い点として、指示を受けた際、目的を勝手に解釈して仕事を始めてしまう時がある。
長期のプロジェクトで、重要だと思うものは都度目的や進め方を確認しているが、こういう細かい(かどうかは会社が決めるとしても)タスクはつい頭より先に手を動かしてしまう。


これは、最初からそうだった訳ではない。 大学時代、イベントのバイトをしていた時に身に着いたのがこの習慣だ。

僕が大学時代にしていたイベントのバイトは、アーティストのライブやダンス発表会の設営から運営までをイベント会社の社員さんと共に取り仕切るのが仕事だ。 企画や進行は当然ながら社員さんが行うから、僕ら学生は手足となって動くのが仕事になる。 体を張って働く、完全なるブルーカラーだ。

このブルーカラーの仕事では、目的を考えることは必要ない。「このスピーカーあそこまで運んどいて」と言われたら、迅速に周りの学生をかき集めて運ぶと評価される。 いわば、『受けた指示をいかに早く結果に繋げるか』だけが評価される仕事だった。 段取りや作業順序を考えて工夫したこともあったが、目的に立ち返って仕事を考える必要はなかった


ところが、オフィスで働くホワイトカラーになると求められることは一転する。 「指示をいかに結果に繋げるか」という単純な話ではなく、「目的をどう達成するか」を考える事が重要になってくる。 必要であれば、指示を実行するための人員を増やすことも提案できるのだ。


目的を与えられるのと、指示を与えられるのとでは雲泥の差がある。 同じものとして捉えると、仕事をやり直すハメになるんですね

「目的」を明確に持つ なんてどんな本でも出てくる言葉だけど、目的を明確にできるとできないでは、仕事に相当な差が出る。 
今の自分は、ブルーカラー的に動くのが正しいのか、ホワイトカラー的に動くのが正しいのか、判断するステップを持つことが大事なようです

2012年5月14日月曜日

因果を考えろ

今日、一週間ぶりに上司に仕事の報告をした。

報告資料を作り、プレゼンして、最後に言われたのが「因果を考えろ」という言葉

結果がなぜ起きたのかにこだわり、物事を考えろ ということだった。

結果と要因とはよく言うものだが、因果と言われることは少ない。下手な日本語で説明されるより、シンプルに言われた「因果を考えろ」という言葉で僕の思考はまた変わっていく気がする。

当たり前と感じる指摘こそ、シンプルで奥が深いんですよ

2012年5月1日火曜日

環境に甘えた一年目

先週から、今年の新卒君達が配属されてきた。

どこの会社も同じだと思うけど、配属されて始めにするのが電話対応。

取引先や社内の他の部署からかかってきた電話を取って、転送したり質問に答えるだけなんだけど、これがよく鳴る。
あちらこちらで新卒君達が電話を取ってくれるので、今まで一番下っ端だった僕らはずいぶん助かります。 

でも、新卒君達にとっては一大事。鳴っている電話を取ってはみたものの、社内の事はほとんど知りません。回答を求めて担当の先輩社員へ質問に向かう新卒で、オフィスはごった返していました。



彼らを見ていると、『自分はこの一年で何が成長したのだろうか』と考えます。

電話対応は一人でできるようになったし、自分の担当商品の事も、人に説明できるレベルの知識にはなってきました。新卒社員としては、任せられている仕事の内容も濃いと思います。

でも、会社に入る時に求めていたような『経営力』は全く身に付いてないと思うんです。

『会社人生は長い。 一年で経営なんてまだ早い』という人もいるかも知れないけれど、僕はそうは思わない。
同じ年代で会社を経営している人間は無数にいるし、コンサルに就職したら、経営を学ばずに仕事なんてできっこないんです

一年という長い時間が経ったのに、自分の身につけたい力が身に付いていない事に焦りを感じます。

今日は連休でお休み。『経営力』を得るために自分がしていた事を振り返ってみると、ほとんど何もしていない自分と対峙せざるを得ませんでした。

半年間に及ぶ現場研修。研修を受けているだけで学んでいる気になり、与えられた課題だけをこなす日々。土日は同期と毎日の様に遊びに繰り出していました。

研修明けは急激に帰りが遅くなり、土日は片方で思いっきり眠り、もう一日はデートに費やすので精一杯。読書くらいしようと本を大量に買い込んでみるものの、読書ペースが続かず積読にしてしまった本も多いです。

こんな生活をしていて、『経営力が身に付いてない』というのは当たり前。 環境だけで自分を成長させることはできないのに、会社や自分に甘え、楽に流されながら一年が過ぎてしまいました。

今の自分は僕が一番嫌いな『かっこつけの口だけ野郎』です。

今日一日は、この事を思うだけで相当気分が下がりました。 
何から手をつけたらいいのかわからなくなって、ぼんやり散歩をしたりもしたけれど、結局は自分で自分を変えるしかありません。
能動的に身につけたい知識・経験をもう一度整理して、予定に入れ込んでいこうと思います。


連休が明けると5月病の季節。今年はちょっと早めに思い悩む事ができました。

風邪でゆっくり休むと治った時に体が軽くなるように、しっかり考えて連休明けに備えようと思います

2012年4月26日木曜日

飽食

仕事が忙しいと食生活が偏る

粗食というよりも、飽食なんだよね。 


朝・昼・晩とコンビニで買ったおにぎりやサンドイッチ。 たまの外食ではついつい飲みすぎ・食べ過ぎ。


よろしくない!


普段栄養採ってない分、休みの日は栄養とらなきゃと思ってたけど、体は贅沢を求めてないんだな


久しぶりに自宅で食事を作って、今年初めて沸かした麦茶を飲んで、次の日体の軽さを感じてこう思った



休みの日には、いいものを。平日は、たまには粗食を。  


2012年4月7日土曜日

完璧な仕事

「お前は初期値が高い。今はいいが、数年後に『何でもわかってるようで、実は何もわからないヤツ』にならないようにしろ。完璧な仕事を目指せ」


昨日、昨年度の目標を振り返る面談で上司に言われた一言。


「器用貧乏」になるなよ。 と言うことだ。 会社に入ってから、似たようなアドバイスを何度も聞いてきた。

内定者課題でも、入社後の研修でもそう。 今までの経験から大体の事に対して進め方の見当がついていたことろはある。
大学時代の経験貯金を切り崩しているんだろう

例えば仕事のスケジューリングとか、プレゼンみたいなスキルはそう。  努力しない訳でもないし、考えてない訳でもない。 でも、好奇心が強くて色々経験したいと思うあまり、浅く広く仕事を取りに行きがちだ。

大学時代にこういうところはあった。 マルチタスクでイベントの準備しながらフリーペーパーの発行をする。 一見アクティブに何でもできそうだけど、イベント準備の進行管理は任せっきりで、部分部分で意見を言うに留まっていたり、デザインソフトを使う練習をしなかったので、一人でページを作れないこともあった。

何でもできそうだけど何もできないって、こういうことだよな。

リーダーで、組織の上に立っている瞬間はそれでもいい。全体感を掴んでいるだけである程度の事は判断がつく
でも、一メンバーとして雇われる側に回った時、全体を見ているだけの社員なんていらない。 それより、上司の思った事を形にする力が求められる。

人と一緒に仕事を進めていく以上、何かの専門家になることが不可欠なんだ。

専門家には、急にはなれない。それでも、「とりあえず一通り経験してみます」ではなく、「突き詰めて突破体験」するような仕事のスタイルが自分には必要だ




2012年4月2日月曜日

回す 自分のプロジェクト

相変わらずミスだらけだけど、ようやく仕事が楽しくなってきた。


目的を整理して、自分なりに道筋を立てて、実行する。そうすると見えてくるものがあって、また道筋を立てて実行してみたくなる。

夢中で手を動かし続けているだけなんだけど、気づくとできることが増えていて、協力してくれる仲間もできている

大学時代に繰り返していた事と一緒。プロジェクトに関わるってこういうもんだ



なかなか大見得切って「仕事楽しい!」なんて言う奴はいないけど、オレは仕事好きだな。



ただ、こういう状態って長くは続かないもの。仕事が忙しくなって作業に追われると簡単に嫌気が差す。

最近のコンディションがいいのは、自分なりに考えて手を抜かずに仕事をしているから。
教わったことを聞き流さず、試して習慣化しつつある。

打ち合わせ内容はワードに落としてすぐに共有する。仕事の手順は手書きで書いてから作業する。依頼できる仕事はすぐに依頼し、タスクを止めない。

考えて仕事をしつつも、こういう上司の仕事術は盗み尽くしたい。 できれば作業スピードくらいは追いついて戦闘力上げていきたい。

今自分にできるのは、初歩の仕事ばかり。

それでもちょっとずつちょっとずつ、自分のプロジェクトをでっかくしていこう


2012年3月27日火曜日

バタバタしてても始まらない

今日は振休を使って一日お休み。 土日と繋げて三連休を満喫しちゃいました。

大学時代からの友人と会って、近況報告したり、これからの事を話したり、それぞれの頑張りが知れてよかった。
中でもゼミの一つ下の後輩が大学を卒業してこの春から大学院だと聞いて、去年の卒業からずいぶん時間が経ったんだなぁとしみじみ感じました

たまたまですが、この週末会った友人は皆学生。キャリア・仕事観などを社会人ではない視点から話せて、なんだか気持ちをリセットできた気がします。

この気持ちのまま、今の自分を一歩引いて観察してみると、「ちょっとムリしてるな」という感じがします。


社会人二年目を目前に控えて、最近は任される仕事が多くなってきました。

僕は今の部署が3部署目。新卒でここまで異動している同期はいません。
特に今の部署は、新卒の先輩が退職されて欠員補充の為に異動してきた部署。 先輩のしていた仕事を引き継ぐカタチで仕事をしているので、周りの同期より携わっている仕事量が多いです。


それでもなんとか新卒業務と並行して、電話取ったりコピー取ったりしながら仕事を進めていたんですが、朝7時から22時まで働いても仕事は終わらず。 仕事が終わらない⇒時間を増やしてこなす の連続になっていました。 それでも、上司は部署内でも最も優秀(だと僕が思う)な人で、アウトプットへの要求は高いです。 ①多くの雑用をこなしながら ②質の高いアウトプットを出そうとしていた ③しかも、異動して2か月の不慣れな環境で というのが先週までの自分の仕事へのスタンスでした。

正直、これは厳しい。 アウトプットをする為に最低限覚えるべき事もある。それをすっ飛ばして、しかもマルチタスクでばたばた仕事をしていたということになります。
これは、手を打たないと泥沼にハマってしまいます。 

改善の為に、それぞれこんな打ち手を打とうかと考えました

①多くの雑用をこなしながら 
⇒雑用の時間と仕事の時間を明確に分ける。 普段は雑用の比率を同期より下げる。ただし、当番の時は最大限雑用を引き受ける

②質の高いアウトプットを出そうとしていた 
⇒アウトプット前に報告を怠らない。これで手戻りの時間が少なくなり同じ仕事にかけられる時間が増える

③しかも、異動して2か月の不慣れな環境で
⇒経験値の豊富な先輩を選んで業務の質問をする。暗黙知についても教えてくれるハズ

とりあえずこんなかんじで。

友人との話の中で、「将来こんなこと一緒にできたらいいな~」なんてものも出るんですが、今はひたすら修行の時。 
まずは今の会社で戦力になれるようレベル上げしてきたいと思います

それでも、この週末会ったような友人とゆくゆくは仕事を共にしたい。  そんなモチベーションと今の自分を見る新しい視点をもらってこれた三連休でした。

ちょっと夜更かし気味ですが、明日も早起きがんばります!

2012年3月26日月曜日

いいものを長く使う という価値観

最近、財布を買い替えました。


コードバンの無地で、ブランドはブリットハウス


大学生の時に買った手帳のブランドがここのもので、長く使えているので同じブランドのものを選びました。

革小物は手入れさえすれば長く使えるので好きです。 手帳は4年、定期入れはポーターの革製で6年。前の財布はハンティングワールドの革製で6年使いました。


毎日使うものだからこそ、ある程度質の高いものを持っていたい。
いいものを選んで持つ という価値観が好きです。

巷には安くてよく見えるものも多いのですが、本当にいいものはそれなりの価格が付きます。
それを敬遠していい物を選ばず、安いものばかり買っていくと、自分の価値観が育ちません。


白洲正子の美的感覚が優れていたのは、彼女が常に美しいものに接していたから。
日頃から骨董、能に触れ、その中で彼女の感覚に合ったものを他人に紹介する中で、価値観が育まれていったんだと思います

万人が美術評論家になることはないですが、自分なりの価値観を育てるためには、しっかり選んだものを使って評価していくしかないんだと思います。
物と一緒に、自分の価値観にもお金を払うんですよね。


この財布も、長く使えていい味出てくれるといいなぁ

2012年3月15日木曜日

あたたかみのあるビジネスツール

昨日夜遅くまで仕事をし、電車に揺られながら携帯を見ると、大学時代プロジェクト運営のアドバイスを頂いていた恩師から、大学の広報資料にインタビューを掲載したいと依頼のメールが届いた。

帰宅後PCに向かい、すぐ了承のメールを打つ。 ついでに、最近の仕事の近況も報告。
「忙しいながらも、大学時代に経験したことを思い出しながらなんとかやってます」という内容でメールして、ベッドに入った。

今朝携帯を見ると返信が来ていて、「この人にはかなわないなぁ」という気持ちになった。
ちょっと悪趣味だけど、一部引用させて頂きます。

・・・☆

ところでガントチャートが役に立ったんですね。
それはよかったです。

復習になるけど、ガントチャートの利点は
・事業達成のために何のタスクをしなければいけないのかが明確になる
・誰がそのタスクに責任を持つのかが明確になる
・いつまでにそのタスクを完了しなければならないのかが明確になる
・タスク同士の関連性が見える化出来る

そして、この手の書籍等には書いていない丸秘の利点は
・予定より遅れているタスクの責任者をあぶり出し、怠けているようだったら煽(あお)る、一生懸命やっていても遅れているようだったら、担当を補充し助ける

ということでしたが、覚えていますか?


そのうち「しっぽり」飲みましょう!
では。

・・・☆

大学時代に教えてもらったビジネスツールの一つに、ガントチャートというものがある。
タテ×ヨコの表で、横軸に日付、縦軸にタスクと責任者を載せるチャート。各タスクを矢印で繋いで視える化することで、タスクの関連性を一発で把握。誰から誰に仕事が流れて、どこで仕事が終わるのかを共有するツール。僕が大学一年の時に覚えた、初めてのビジネスツール。


偶然、会社でチームのタスク把握の為にガントチャートを作成していたので、その話をしたら上に引用したメールを頂いた。

ビジネスツールは、作業を平準化・効率化することが目的で、無味乾燥なものに捉えがちだ。
だけど、大学一年の夏休みに作りこんだこのチャートを見たり、会社で同じものをつくったりすると、当時の思い出が甦って来ると共に「自分も成長したな」となんだかあったかい気持ちになれる

これは、当時僕にツールを教えてくれた彼のおかげ。

僕にとってこのチャートがただのビジネススキルで終わらなかったように、誰かにとってのビジネスツールがこんなあたたかみを持てるように、人にものを教えられたらな。と思うのです

2012年3月10日土曜日

学生時代のこと。あれこれ

昨日、仕事帰りにコカコーラ学生環境サミットで一緒に活動した仲間と会ってきた。

それぞれ新しいフィールドで、順調に成長している。 昨日は久しぶりの近況報告会だった。

石巻でボランティアに明け暮れるヤツ、独法で海外の開発銀行と仕事をするヤツ、大学院で勉強を続けるヤツ。 
皆が去年と違う環境に身を置いていて、会社の仕事上ではまず知り合えないような多様性があった。

改めて眺めると、いい人材集まってんなぁと嬉しくなった

こういう繋がりが残るから、学生時代の活動っていいなと思う。
学生時代は会社と比べるととんでもなく幼稚なマネジメントで、専門性もなく無駄も多い。
会社で一年働いた今、学生時代の自分のマネジメントを採点したら赤点になりそうだ。

でも、一緒にTRY AND ERRORしてできた思い出は何物にも代えがたい。むしろ、失敗をたくさん共有した方が一生の仲間になれるんじゃないかとさえ思える。

やってみて失敗して、考えて、またやってみる。
会社でも同じことはできるけど、なんでも自由にできる学生のうちにこれを経験できたことが本当によかったと思うんです。

2012年3月4日日曜日

一年前と、今、変わったこと

3月。2011年度最後の月。社会人生活1年目、新人でいられる最後の月でもある。


先週、会社で新卒研修の総括研修を終え、自分にとっての2011年度を振り返りたくなった。 

学生としてインプットすることが目的だった22年から、会社員としてアウトプットが求められる立場に。 親や、学校に保護されていた22年と自分で自分を守るしかない1年は、どんな違いがあったんだろう


まず思いつく違いは、「自分の関心事ではなく、会社の求める事に時間を費やす必要があるところ」かと思う。

平日の昼間に教わった業務は、一日だけでは習得できない。 帰りに復習したり、朝早めの出社をして、何度か試しているうちに自分の物になっていく。 データ回しの作業順序や、ミーティングの内容理解もそう。見聞きしたことを関連付けるには、どうしても時間を作って整理する必要がある。

平日遅くまで仕事をして、できれば休日に仕事の復習やスキルアップのための勉強をする。excelの使い方とか、そういう基本的なことは自分で勉強しないとついていけなくなる。 ただ、もちろん遊びにも行きたいし予定も入るので、こういう大事な部分に費やす時間を取るのは難しい

大学時代、勉強が必要なときはいくらでも時間を作ることができた。 勉強すべき対象も少なかったし、時間的な制約もなかったので自分のペースでゆっくり知識をつけてきた。 気分が乗ったら一気に勉強して、気分が乗らない時はまるで勉強しなかったり。無計画に思いついたら勉強してくればよかった。 

それに対して、会社に属していると勉強に使える時間が限られる。気分がいくら乗らなくても、勉強に使えるのは夜や休日だけ。それに、時間の制約もある。今日教わった作業手順で明日納期の仕事をするなら、勉強は今夜するしかない。 無計画に勉強しても、必要なアウトプットが出ないと勉強は無意味なものになってしまう。

時間がない中で勉強をするには、持ち時間で勉強できる大きさに内容を絞る事が必要だ。 この「絞り」をするための考える習慣を持ったことが、自分にとっての一番の成長点だと思う。

まだまだ完璧な「絞り」をすることはできないんだけれども、途中で「気分が乗ったからとりあえずやる」ような思考停止になる確率はかなり下がってきている。 大学時代に自分の強みだと思っていた、考えずにとりあえずやってみる「行動主義」は、会社に属してみるとあまり強みとは言えなかった。

いざという時に行動できるマインドは持ちつつも、行動内容・結果を詰め切ってから勝負する「詰将棋的思考力」がこれからのテーマになっていきそうだ。
まずは詰将棋が必要だという認識を持てたことが、今年度の学びだったとしよう

2012年2月26日日曜日

春のにおい

日曜の昼下がり。久しぶりに遅く起きて外に出ると、おだやかな、なんとも言えない春のにおいがした

思いっきり吸い込むと、ちょっと切なくて、でも新しい何かを見つけられそうな春のにおい

大学時代、昼過ぎに起きて起きて窓を開け放して『今日はなにしよう』と考えた時のにおいと一緒だ

最近は『今日は何しよう』なんてゆっくり考える前に予定が決まっているんだけれど、心の自由さは大学生のままでいたい

学生の、目の前のフロンティアに向かってくスピード感、いいよね

2012年2月12日日曜日

書いて遺して次に行く

仕事で一段落したり、テストに受かったり、何かしら一区切りすると日記を付けたくなる


書いて見直す事はほとんどないけど、振り返ってはじめて、『終わり』が来ると思うんだよね


そうやって文章を書く事で、何かを終わらせて、安心して次に進める気がする



会社に入って、仕事の一段落なんてまだ経験したことはないけど(新人の仕事は基本ルーティンなのです)、それでも一日・一週間・一か月と時間は過ぎてる訳で、何かしら自分の中で感じていることはある


この感じている事を持ったままいると、なかなか次に進めない。 脳内メモリーがすぐいっぱいになって、考えが広がらない


経験して、なんとなく頭に浮かんだバラバラな言葉を繋げていくのが日記なんだろう。 だから、日記を書くと何かを終わらせて、次に進むことができるんだ

『ふるいものを出さなければ、あたらしいものは入らない』


ふるいものをどんどん出して、新しいものをどんどん取り入れられるようにしたいなぁ

人と違う事をしたい。でも、浮きたくない

先週、会社で経営フォーラムが開かれた。

一年に一回、経営トップが全社の方針を説明し、参加した全社員が質問の機会を与えられる場だ。 


経営陣のプレゼンが終わり、質疑の時間に入る。 パラパラと質問が出るが、たまに途切れる。 僕は聞きたいことがあったが、質疑応答時間の終盤まで躊躇してしまった。



知っている先輩だらけの空間で手を挙げたくないという気持ちがあって、本当はフォーラム前からずっと思っていた疑問なのに、最後の最後『あと1つか2つで質疑を終える』という司会のセリフを聞くまで手が挙がらなかった。


結局質問はしたし、それに対して同期から「度胸あるじゃん」と褒めてもらえて結果オーライではあったんだけれども。



会社に入る遥か前、高校生くらいから『人と違う事をしたい』と思って行動してきた。

そのおかげで、大学時代は団体の代表をかけもちさせて貰えたし、普通じゃ経験できないような国際会議の場にも行くことができた。

自分の好きな事・したい事をほとんど本能のまま、全力でできていたのが大学時代だったんだと思う。


会社に入ると、どうしても『サラリーマン根性』を持ってしまう。

周りから浮かずに仕事を進め、少しづつ自分の居場所を築いていく。こんなのが、僕の思うサラリーマン根性


誰もが持っている感情なんだろうけど、こんな事ばかり考えて、数年後、特段功績も失敗も残せないのは嫌だ



新入社員1年目って、できることも限られる肩身は決して広くない。それでも、自分の考え・したいことは発信できる状態でいたい

目立とう!積極的に浮こう!というよりは、人と違う事をしたいなら、浮くことも辞さない心構えが必要なんだろう

2012年1月21日土曜日

世の中の事を、色々考えたいんだ

休日、時間があるとついつい本屋に足を運んでしまう。


今はロフト付き6畳の1Kに住んでいるので、そんなに本を置く場所はない。 それに、読む時間も限られる。 僕は速読をする訳でもないので、一冊読むのに短くても2時間はかかる。 平日は夜遅くまで仕事をしているので、週末に買ったほとんどの本は週末だけで読むことになる。

最近は、ビジネス書のコーナーで立ち止まることが多くなった。 大学にいた去年まではほとんど読んでこなかった分野で、面白味も感じなかったけれど、自分が会社で働くようになって、少しづつ面白くなってきた。

大学時代、生物を勉強していた僕は、生物や環境の本を中心に読書をしてきた。サークルで“地域活性化”を豪語してフリーペーパーを発行していたこともあって、『街のコミュニティづくり』みたいなテーマの本もよく読んだ

環境と地域のコミュニティ。この2つの分野にとって、ビジネスとは響きのいい言葉ではなかった。

商品の大規模生産によって発生する森林伐採とか、田んぼにまかれる大量の農薬。 大型店舗の出現によって淘汰されていく商店街(もちろん商店街にも非はある) 企業の効率化の名のもと、経済成長の裏で失われていくものがたくさんある。その原因はグローバリゼーションや企業活動だと環境や地域づくりを書いた本は訴えていた

それが本当なら、ビジネスによって得られるものに比べ、失うものはなんて大きいのだろう。
それを鑑みずに利益を最大化していく事に、どんな意味があるんだろう。 こんな風に考えていた。


実際は自分が生活していく為に、カップめん食べるわ大型ショッピングモール利用するわしてたんだけど、なぜそんな生活が送れるかにはあんまり興味が湧かなかった。 というか、その仕組みを調べるのにハマってしまうと、ただでさえ答えのない『環境問題と自分の付き合い方』『地域のコミュニティとグローバリゼーション』みたいなテーマに自分の意見が持てない気がして、できるだけ避けるように過ごしてきたんだと思う。

心のどこかで「知らなきゃならないテーマ」だと思っていたのに、難しそうだし、環境や地域コミュニティの敵 だと思う事で知らないまま通すことを正当化してきたんだと思う。 井の中の蛙とは、僕のことです。。。


だけど、会社に入ってそんなことも言ってられなくなってきた。 
たとえば、売上データをまとめてグラフを作る。 グラフには当然波がある。 じゃあ、なんで波があるの? と考えると、さっぱりわからない。
日経を購読する。 いろんな記事がある。 じゃあ、弊社にはどんな影響があるの? と言われると、やっぱりわからない。

これじゃいつまでたってもクリエイティブな仕事なんてできない。やっぱり知識はつけなくちゃ

それ以前に、自分の生活を成り立たせてるものを考えると、全部ビジネスのおかげなんだよな。 と考えると、その仕組みを知りたくなってくる

ビジネス・・というか、経済はどうあるべきかを考える。それは自分の生活を考える事にもなる。
ひいては、社会がどうあるべきか考えることにもつながる


どんなテーマにも、考えるには材料が必要。 今の自分が持っている材料だけだと薄い議論しかできないから、もっと知識が欲しくなってしまうんです

そんな言い訳をしつつ、今日も本を持ち帰ってしまいました。

2012年1月18日水曜日

情報を加工するために

いそがしいけど、まんざら嫌でもない平日

仕事をしていると、あっという間に一日が過ぎます。 今週はデータ分析が主なので、尚更はやいです

最近やっているのは、過去数年分の受注実績をexcelやaccesssで切り取る作業。 

欲しい情報を聞いたら、まずA4のコピー紙に表の立てつけをざっくりと書き出します。

書き出した上で上司に同意を貰い、情報を集め、複数のexcelをaccessでつなげる。 
各部署のデータを単純に繋げるとexcelの限界値65000行を超えてしまうので、条件を絞って必要なものだけを抽出します。
最後にexcelのピボットでデータを整え、完成。

2週間前に初めてaccessを触ったばかりの僕は、これを3回くらい繰り返すと一日が終わってしまいます 笑



作業の効率を上げるためには、出てくる数字の定義をしっかり頭に入れておくことが必要です。

例えば、仕入れ値・粗利・利益率とか。 それと、どんな式で何の数字が出せるのかを知っておくと仕事が早くなります

これって高校時代の数学の授業と一緒で、“受験の為”にやっていた勉強の方法は社会人になっても有効みたいです


データ分析は、目的ではなく欲しい情報を得るための手段。 本当に大切な仕事は、何もないところから必要な打ち手を考えるもっとクリエイティブなものです

とはいいつつ、新人はこういうところから這い上がっていくもの。
時間を作る為にも、数字理解、深めていきたいと思います

2012年1月4日水曜日

しっかりと地面を踏みしめて。2012年の抱負

明けましておめでとうございます。 昨年に引き続き、今年もよろしくお願いします。

(写真は帰省先、大晦日の善光寺)


年末は7日間休みがもらえたため、半分は親の実家のある長野県県飯山市ですごし、半分は地元千葉におりました。

長野や千葉は近くのコンビニに行くにも車が必要な田舎で、ついつい家に引きこもる事が多くなり、なんとなく時間を持て余し気味でした。

昼間は親と一緒に車で買い物や温泉に付き合い、自分だけで過ごす時間は読書やDVD鑑賞ばかりしていました。
夜は実家から歩いて5分くらいの運動公園で、東京の100倍くらい綺麗に見える星空を眺めてきました。

普段だと考えられないくらい遅く過ぎる時間の中で、『そういえば去年も年末ってこんなカンジだったな』と思い出しながら、2012年の抱負はなんだろう。 そもそも2011年って自分にとってなんだったんだろう と考えていたんです


2011年は、会社に入り社会人としての第一歩を踏み出した年でした。

50人を超える優秀な同期がいて、その中で自分のポジションは何なのか悩みっぱなしでした。
導入研修では座学でマーケティングを学び、経営学部出身の同期が専門用語で語り合うのを見ながら『なんとなく出遅れてる』気持ちになったり
経歴(学歴とか、資格とか。同期にMBAホルダーもいる)を見て怖気づいたりもしました

知識や経歴を除いても、主張がハッキリしている同期が多いので、『何でもいいから自分も話さなくては!』と背伸びして、ちょっと強がった発言も(その時は無意識で、あとになると気づくのですが)しています。

これっていい状態ではなくて、ちょっとずつちょっとずつ強がって、それが積もっていく事で、“強がって描いた自分の姿”と“現実の自分の姿”の境がわからなくなり、『自分を飾りたてる事が目的』な状態にしてしまうと思うんです。

2011年はこんな、強がり続けた年 でした

2012年は強がった自分ではなく、知識も経歴も持たない自分を直視して、『自分にとって必要なこと』にしっかりと取り組んでいきたいと思います。

例えば経済の基本的な仕組みを勉強することだったり、英会話の練習をすることかもしれません。

恥ずかしいとか、基本的すぎるとか、そういう事を考えず愚直に成長していきたいと思います。



よく考えれば、千葉の田舎から出てきて東京の商社で働いているだけでも上出来だし、ましてや大学でずっと生物を勉強してたオレが経営学部の人間と経営について話をできてるだけでもそれなりにすごいんだと思います。

自分に嘘をつかず、自分の過去にやってたことも考慮しながら勉強や仕事に取り組んでいきたいと思いまっす