2011年10月23日日曜日

ソーシャルな活動拠点

静岡は清水にある、S.N.D.cafe(スノドカフェ)http://www.sndcafe.net/ に行って来ました。

カフェというより文化サロンの色が強い、隠れ家的なスポットです。


研修中に借りているレオパレスから自転車で5分の立地。レコチェック http://recocheck.jp/ でカフェの存在は知っていたものの、営業時間と自分の都合が合わないでいた為念願の訪問でした!


残念ながら今日は企画はなく、カフェの営業のみ。おいしい柿のロールケーキとカフェオレを頂いてきましたー


サロンとして、活動家の拠点となる空間っていいですよね。 目的が近い人が集まるので人脈が芋づる式に広まって刺激し合える。 学生時代は地域活性化や環境教育について学生団体で活動していたので、こういう所にもよく足を運んでいました。

●世田谷ものづくり学校   http://www.r-school.net/
●ソーシャルエナジーカフェ http://ameblo.jp/socienecafe/
●キープ協会        http://www.keep.or.jp/ja/

ここら辺はそれぞれ個性が強くて面白いです。
世田谷ものづくり学校は廃校になった中学校を貸しビルとして活用している施設。建築・デザイン関連の事務所が多く、ワークショップが頻繁に開催されています。おしゃれなイベントに参加したい時におすすめです。

ソーシャルエナジーカフェはtwitterでイベント情報を見つけて訪れました。twitter、USTREAM を上手く活用していて、ほとんどが持ち込み企画ながら集客がしっかりしていて驚きました。ソーシャルメディアで繋がった見ず知らずの人々が議論するイベントはかなり刺激的でした

キープ協会は以前イベント参加レポート http://yoiasa.blogspot.com/2011/01/blog-post_19.html を書いたのですが、本当に質の高いファシリテーションを受けることができます。環境教育で有名な施設ですが、敷地内には宿泊施設や採れたて牛乳を飲める飲食店もあり、「自然を満喫したい!」なんて時にもぴったりです


今年の4月に会社に入ってから、「ソーシャル」とか「ボランティア」とか、いわゆる第3ファクター(市民団体。NPOとか)の活動に触れる機会がめっきり減ってしまいました。

自分が自由に動ける学生時代と違って、ほとんどの時間を会社で過ごす訳で。なかなか足も運べないんですよね。 土日は勉強することもあるので、そちらに時間を裂いてます。

でもたまには時間作ってこういう活動にも触れてかないと、ただの会社員になちゃう気がするんですよね。
今まで自分が活動している側だったので、その気持ちを忘れたくない というのも理由になるんですが、それ以上にソーシャルな活動している人って自分で考えてるんですよ。

社会の問題とか、構造とか、解決策とか。 個人で変えられるレベルじゃなんですけど、それぞれの人がテーマを決めて活動している。 金にもならないし、ものすごく大変なんだけど、にこにこ笑いながら取り組んでる みたいな。 経営者・リーダーとして取り組んでるから出てくる人の魅力なんでしょうね。

そういう自主的な人々の空間で、刺激されるのが好きです 笑


スノドカフェはアートスペースなので若干種類は異なりますが、『活動家の集まり』が得られる場として、上手く付き合っていけたらいいな。と思います。


静岡は遊ぶ所こそ少な目ですが、自然もあるしいいところです。 どんな人と会えるか楽しみだな

2011年10月20日木曜日

生物学部の性

研修で来ているグループ会社で、東海大海洋学部出身の先輩に出会いました!

僕が大学生活を送ったのは湘南にある教養学部なので、学部は別々です。 

それでも、お互い生物を学んできただけのことはあり、生物トークで盛り上がりました。

社会に出て、仕事上で生物系出身の人って会わないんですよね。 妙な親近感が湧きます

僕の聞いた「ここら辺だと何釣れます?」から話は広がり、近いうちに近くの川にたも網持参で淡水魚の採集をしに行くことになりました!

釣り竿でなく、久しぶりに網で魚をすくう予定です。

大学時代には、近くを流れる川に胴長着て、網担いで通ったもんです。 時には取ってきた魚を揚げて食べたりもしました。川魚は寄生虫が怖いんですが、熱通せば大丈夫なんですよね。

学生時代ならギリギリオーケーでも、あんまり歳とってからやると怪しい人になりそうです。

最近寒くなってきたから、川の水は冷たいかな? 体全体で秋を満喫してきます!

2011年10月15日土曜日

異動になった

研修後の配属先が変更になった。
入社後導入研修を経て配属された部署。ここで仕事をしたのはたった3ヶ月。

短い期間だったけど、この3か月の自分の変化はとんでもなく大きいものだった。

昇格して海外に異動になったメンターは、一緒に京都出張に行った際、新幹線でひたすら仕事。酒を飲んでも帰りにはPC開いて仕事してて、「ここまで働くのか!」と衝撃を受けた。

同じチームの先輩社員は会議に同席してタスクを作らなかったことでオレを呼び出し。「今回しか言わないよ」と言いつつ自分で仕事を作る大切さを説いてくれた。

上司は常に直球で意見をぶけてきた。新卒研修のPPTは何度作っても「何が言いたいかわからない」とか簡単な言葉で返される。ただ、その後の「なぜわからないか」は明瞭で、説明を受けると自分の資料がやけに稚拙に見えた。


もうちょっとここで学びたい事もあったけど、これをベースにこれから社会人やってくんだろうなぁ。

社会人最初の配属先として、仕事への「基準」を作ってくれた最高の環境でした。

異動ということで感傷的になったりもしたけど、この会社に入ったのは一重に「事業を回したい!」という気持ちだけ。 

早くかっこよく仕事できるようになりてぇなぁ~~!

2011年10月1日土曜日

工場勤務中!

9月から、会社の研修で静岡に来ています!

商品の製造現場を知るため、工場で一か月半の勤務になりました。


研修とは言え、朝から晩まで油まみれになりながら仕事しています。
丁度期末だったので、先日は棚卸にも参加。工場の備品をひたすら数えてきました。


棚卸に限らず、工場の仕事は何かを「ひたすら」繰り返すことが多いです。

商品の検査、ピッキング、梱包など・・ 単純作業をしていて、気づくと一日が終わる日々を送っています。


研修ということは、会社がお金を出して新卒を教育し、将来会社に還元するのを期待しているということ。

何か身に付けてほしい能力・気づいて欲しい事があるんだと思いますが、作業をしているだけではほとんど発見はありません。

このまま本社に戻るのはマズい! と思っていた矢先名古屋に行く予定ができ、豊田市のトヨタ会館まで足を伸ばして来ました。 



トヨタ会館はトヨタ本社から車で5分ほどのところにある、トヨタの製品・技術・生産方式などを学べる博物館です。


最新のハイブリッドカーやロボットの展示の奥にあったTPS(トヨタ生産方式)のパネルを見て、自分が工場勤務中に観察すべきポイントがなんとなく見えてきました。



トヨタ生産方式はカンバン方式・ジャストインタイムを代表とするトヨタ独自の生産活動を示す言葉。

新卒研修で学んだため知識はあったのですが、写真や動画で実例を目にできたことで、何を指していたかが腑に落ちました。


例えば、創意工夫という言葉。 従業員が工夫して業務の効率化を図る事を言います。 これだけ見ると、しごく当たり前で見逃してしまうんですよね。

トヨタ会館で展示されていた創意工夫の成果物の一つに「同期棚」というものがありました。

ラインで流れる車に対し、同じ速度で動く棚を指します。 
従来は工具を作業スペースの定位置に置いて使用する時に取りに行っていましたが、車と同じ速度で動く棚のおかげでこの分の動きが省けます。


現場で作業してみて初めて気づく「不便」を少しでもなくす事が創意工夫なんですね。
そうすると結果として、生産性を阻害する運搬と滞留が減る。

同じ要領で考えれば、棚卸、ピッキング、梱包時に不便だと思う事は全て改善の余地があり、打ち手を考えることができるはずです。

来週からは「何が不便か?」「対策はしているか?」という視点で単純作業(あまり向いてないですが)に当たりたいと思います!



また、僕は商品を開発したりする部署にはいないのですが、商品開発担当者になったつもりで工場を眺めてみたいと思います。

どんな機械でどんな加工をできるのか。 自動化できる・できないの違いとは何か など感覚値ででも持っていれば、今後役に立つかもしれないですしね。



海が近いので、休日は釣りにいってます。 工場⇒釣り⇒工場⇒釣り なんていう工場のオッサンみたいな暮らしですが、ENJOYしてきますよ~


それにしてもトヨタはすごい!規模も技術力もものすごく高いです。ちょっと感動しちゃいました