2012年3月15日木曜日

あたたかみのあるビジネスツール

昨日夜遅くまで仕事をし、電車に揺られながら携帯を見ると、大学時代プロジェクト運営のアドバイスを頂いていた恩師から、大学の広報資料にインタビューを掲載したいと依頼のメールが届いた。

帰宅後PCに向かい、すぐ了承のメールを打つ。 ついでに、最近の仕事の近況も報告。
「忙しいながらも、大学時代に経験したことを思い出しながらなんとかやってます」という内容でメールして、ベッドに入った。

今朝携帯を見ると返信が来ていて、「この人にはかなわないなぁ」という気持ちになった。
ちょっと悪趣味だけど、一部引用させて頂きます。

・・・☆

ところでガントチャートが役に立ったんですね。
それはよかったです。

復習になるけど、ガントチャートの利点は
・事業達成のために何のタスクをしなければいけないのかが明確になる
・誰がそのタスクに責任を持つのかが明確になる
・いつまでにそのタスクを完了しなければならないのかが明確になる
・タスク同士の関連性が見える化出来る

そして、この手の書籍等には書いていない丸秘の利点は
・予定より遅れているタスクの責任者をあぶり出し、怠けているようだったら煽(あお)る、一生懸命やっていても遅れているようだったら、担当を補充し助ける

ということでしたが、覚えていますか?


そのうち「しっぽり」飲みましょう!
では。

・・・☆

大学時代に教えてもらったビジネスツールの一つに、ガントチャートというものがある。
タテ×ヨコの表で、横軸に日付、縦軸にタスクと責任者を載せるチャート。各タスクを矢印で繋いで視える化することで、タスクの関連性を一発で把握。誰から誰に仕事が流れて、どこで仕事が終わるのかを共有するツール。僕が大学一年の時に覚えた、初めてのビジネスツール。


偶然、会社でチームのタスク把握の為にガントチャートを作成していたので、その話をしたら上に引用したメールを頂いた。

ビジネスツールは、作業を平準化・効率化することが目的で、無味乾燥なものに捉えがちだ。
だけど、大学一年の夏休みに作りこんだこのチャートを見たり、会社で同じものをつくったりすると、当時の思い出が甦って来ると共に「自分も成長したな」となんだかあったかい気持ちになれる

これは、当時僕にツールを教えてくれた彼のおかげ。

僕にとってこのチャートがただのビジネススキルで終わらなかったように、誰かにとってのビジネスツールがこんなあたたかみを持てるように、人にものを教えられたらな。と思うのです

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