2012年10月22日月曜日

僕らは消えゆく組織なのか? ~キャンパスストリートプロジェクトをたどる~

ブログで触れたことはなかったんだけど、大学時代の僕が死ぬ気で頑張っていたプロジェクトがある。





“キャンパスストリート”は、2012年で7年目。学生と、地域のプロデューサーとなって、『大学のある街』東海大学前の地域活性化を目指す、東海大学チャレンジセンターの公認プロジェクトだった。(僕はこの組織の3代目代表をしていた)

最近、存亡の危機にあるらしく、今更学生時代の事を書くのも・・と思ったんだけど、組織がなくなる前に軌跡を残したいと思い、ちょっとづつこのプロジェクトについて書いていくことにする。



大学生は、忙しい。



授業やサークル、バイトに就活だってある。そんな中でも、なんとか時間を作り放課後の教室を借りて会議をしている団体があった。


僕が入った時のCAPは、総勢20名弱。目標は、地域活性化。「地域とは?」「活性化とは?」自分達の目指す方向を手さぐりで探しながら、活動は2年目を迎えていた。

打ち出したコンセプトは、イベントを基軸とした地域活性化。

地域を活性化=ブランド化させるために、

・参加者(大学生 - 近隣の町)の距離が近づきやすく
・コンセプトをシンボル化しやすく
・メディアに取り上げてもらえやすい

というのが、活動を決めた理由だった。




年間4つのイベントを実施し、合間に、地域や才能ある学生を取材したフリーペーパーを発行する。
イベントで、地域のシンボルを作り、フリーペーパーで日常を変える


これが、僕らの活動計画だった。


これから、僕が大学一年目に経験した事を中心に、CAPについて何本か文章を書いていこうと思う。

書いたから何になるという訳ではないのだけれど、回想し、整理した過去から今後の打ち手も見つかるかもしれないから





2007年4月、入学したての僕はCAPの一年始まりのイベント、TOKAI音食WEEKの準備に加わったのだった。




したい、プロデュースの立ち位置

言い出しっぺとしてチャレセン同窓会の準備をしている訳だけど、曲がりなりにも企画を引っ張るリーダーになると、色々考えることがある

企画のゴールはどこなのか
昨年の反省って活かせてるのか
そもそも、自分は何がしたくって、こんなことしてるんだっけ?

実は、最後の『何したいんだっけ?』ってところは大体いつも一緒。仕事をしながらでも、どこに住んでても、僕は「プロデューサー」として、企画を起こしていたいんだ。

企画をして、自分が脚光を浴びたい!というよりかは、考えた通りに企画が成功して、シメシメと笑いながら集合写真の端っこに写っていたい。 

僕が思うに、本当に役割に徹して企画を成功に導ける人は、集合写真で真ん中に写ってこない。誰からも見えないところで地道にコツコツやって、根回しを上手くできるのが僕の目指すプロデューサー像。


実際は集合写真を撮ると真ん中に写ってることが多いんだけど、別に目立ちたい訳ではなく、まわりに言われるままに真ん中に写ってるだけなんだ。 

企画をする立場によって、写真の真ん中に写んなきゃならない時もある。
例えば、初めてのイベントや団体の立ち上げ時は、『誰が企画をやってるのか』印象付けるのがとっても重要になる。

そのリーダーがいつも一生懸命やってるのを見て、『あいつがやってるなら安心して参加できる』と思ってもらえると、参加者が増えていく。人が増えて活動がデカくなっていくと、初めのリーダーがいなくても団体自体が脚光を浴びて、組織が続いていくことになる。

リーダーが中途半端な態度でやってると企画側もついてこないし、参加する側も巻き込まれない。

企画の立ち上げで変わらずに取り組んでる自分を印象付けた後は、企画自体は人に任せて平気かな・・と思ってる。 同窓会に置き換えていうと、去年は挨拶から司会まで自分でやってしまったけど、今年は同窓会の準備メンバー紹介だけしてさっさと引き下がろうかと思う。その方が企画者としてスマートだし、ここで自分が頑張り過ぎると、自分の抜けられないちっぽけな組織になってしまうから。 



よく聞く同窓会なんて、デカい飲み会だと思ってた。僕たちがやろうとしてるのは、東海大で一番元気のある学生を繋いで企画を起こしていくことだけど、一言で「同窓会」というと、陳腐な企画に聞こえてしまう。


どんなに陳腐な言葉だったとしても、規模の小さい企画だったとしても、これだけ考える事があるって凄いなぁ


企画を起こす立場ってのは、なんて成長に満ちてるんだろう

2012年10月20日土曜日

でかチャレ同窓会するよ。みなさん来てね

昨日は久しぶりに19時あがり!

飲み会の予定がなくなったので、家に帰って家事やら引越し用の書類作成やらをしてました。
ついでに、12月に開こうと思ってるチャレンジセンターの同窓会告知文を、チャレセンSNS(東海大学チャレンジセンターの参加学生だけが参加できるSNS)に書き込んでおきました。

アクセス数がめちゃめちゃ低いようで、僕のブログの方が見てもらえそうなのでこちらにも転記しておきます。関係者の方、是非参加してね。


この同窓会、卒業生からの期待値が結構高くて、今はパイロットになったAさんや学生時代から起業してたSさん、チャレセン学生の中心でみんなを繋いでくれていたHさんにも、『手伝えることあれば手伝うから言ってね!』なんてありがたいお言葉を頂いています。

今年は残り期間も短いですが、来年以降は卒業生を巻き込みながら、それぞれのknowledgeを活かした活動できればな・・とおもいます。


以下、転載分です。最後に同窓会概要があるので、気になった方申し込みしてくださいね。

・・・☆



ご無沙汰してます。一星です。

卒業以来、大学には一度も訪れていませんが、みなさんいかがお過ごしですか? 変わらずお元気ですか?^^

ちょこっと宣伝させてください。

昨年開催した、チャレンジセンター同窓会を今年も開こうと思います。

・去年開いてみて、思ったより多くの方が来てくれた
・今年に入って色んな方から「今年はいつやるの?」と嬉しいお声かけを頂けた
・卒業生のネットワークを保ちながら、面白い企画ができたらいいな・・と思っている

というのが開催の理由です。

企画は昨年度と同じメンバー(飯田さん・西濱さん・松本さん・細川さん)に加え、現役学生から山田くん、吉越さんに手伝ってもらっています。

一か月に一回、池袋の松本さんのマンションの会議室を借りて、こっそり会議をしています。 プロジェクト室4lくらいのビミョーなサイズの会議室で、ホワイトボードにメモを取りながら、プロジェクトの会議のようにやってます。

吉越さんに最近のチャレセンの話を聞いたり、細川さんに新社会人の生活を聞いたり、松本さんの持ってきた宮崎のお土産を食べたりしながら、結構楽しくやってます。

こんな時思うんですが、卒業しても、チャレセンのメンバーと会って話をすると何か面白いことをしたくなるんです。


やることは、街起こしフリーペーパーでもいいし、週末ボランティアでもいいし、同窓会の開催でもいい。 久しぶりに自分達の活動エネルギーを培ったところに帰って、仲間に会って、何か新しい事をしたくなっちゃうような集まり・・

みんなにとってこんな場所になるように、第二回の同窓会を開けたらいいな・・と思っています。

概要は日記の一番下に書くので、参加ご希望の方はメール頂けると嬉しいです。


あともう一つ。久しぶりにチャレセンSNSを見てて自分が代表だった時のコミュニティがクローズになってることに気づいたので、2009年の学生運営スタッフコミュニティを「全員に公開」にしておきました。

今思えば、勢いだけの、若い活動だったけれども、それなりに頑張ってたとこなので、今の学生の皆さんにとって少しでも参考になればな・・と思います。

運営スタッフは皆忙しくて、ほとんどスカイプとSNSで活動してたので、時間のやりくりに困ってるとこなんかは参考にして頂けるかもしれません。

思ったより長文になりましたが、今日はこれで!

以下同窓会概要です。

・・・★
第二回チャレンジセンター同窓会
【日時】
12月1日(土) 18:00~

【会場】
新宿テアトロン88
http://www.teatron.co.jp/88/

【参加費】
社会人5000円
学生3500円

【申し込み方法】
参加希望の方は、decachalle @ gmail.com(スパム防止の為スペース開けてます。寄せて送ってね)へ
①学年(卒業生の方は卒業年度)
②お名前
③所属(関係)プロジェクト
を記入しメールを送信してください

・・・★

ちなみに、企画を手伝ってくださる方も大募集してます。
気になった方はお声かけお待ちしてます!

一星

2012年10月18日木曜日

オルタナティブな何か



風邪をひいて、三連休が四連休になった火曜日。昼間はぐっすり寝て、夜久しぶりに手帳のフリーページをひらいた。

日々の予定を書き込むページとは別の、少し上質な紙を綴じてあるページに、最近の生活の仕方を整理して書いてみた。


平日は毎日8時に出社して、終電帰り

土日は誘われるままデートや飲みに行く事が多くて、学生時代に大事にしていたような「新しいものに突っ込んでいく」ような体験が乏しい


趣味として、アートトリエンナーレに出掛けたり、Chim↑pomの個展に行ったりはしているけど、あくまで観客。安全なとこから面白いものを見てるだけだ。


面白いものを見て、観客として参加するのも十分楽しい。だけど、楽しければ楽しい程、やっぱり、企画をしたいなー。と思うのでした。

社会人二年目。
イメージを膨らませつつ、ちょっとづつ動き出していいのかもしれない。