2012年4月7日土曜日

完璧な仕事

「お前は初期値が高い。今はいいが、数年後に『何でもわかってるようで、実は何もわからないヤツ』にならないようにしろ。完璧な仕事を目指せ」


昨日、昨年度の目標を振り返る面談で上司に言われた一言。


「器用貧乏」になるなよ。 と言うことだ。 会社に入ってから、似たようなアドバイスを何度も聞いてきた。

内定者課題でも、入社後の研修でもそう。 今までの経験から大体の事に対して進め方の見当がついていたことろはある。
大学時代の経験貯金を切り崩しているんだろう

例えば仕事のスケジューリングとか、プレゼンみたいなスキルはそう。  努力しない訳でもないし、考えてない訳でもない。 でも、好奇心が強くて色々経験したいと思うあまり、浅く広く仕事を取りに行きがちだ。

大学時代にこういうところはあった。 マルチタスクでイベントの準備しながらフリーペーパーの発行をする。 一見アクティブに何でもできそうだけど、イベント準備の進行管理は任せっきりで、部分部分で意見を言うに留まっていたり、デザインソフトを使う練習をしなかったので、一人でページを作れないこともあった。

何でもできそうだけど何もできないって、こういうことだよな。

リーダーで、組織の上に立っている瞬間はそれでもいい。全体感を掴んでいるだけである程度の事は判断がつく
でも、一メンバーとして雇われる側に回った時、全体を見ているだけの社員なんていらない。 それより、上司の思った事を形にする力が求められる。

人と一緒に仕事を進めていく以上、何かの専門家になることが不可欠なんだ。

専門家には、急にはなれない。それでも、「とりあえず一通り経験してみます」ではなく、「突き詰めて突破体験」するような仕事のスタイルが自分には必要だ




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