2012年2月26日日曜日

春のにおい

日曜の昼下がり。久しぶりに遅く起きて外に出ると、おだやかな、なんとも言えない春のにおいがした

思いっきり吸い込むと、ちょっと切なくて、でも新しい何かを見つけられそうな春のにおい

大学時代、昼過ぎに起きて起きて窓を開け放して『今日はなにしよう』と考えた時のにおいと一緒だ

最近は『今日は何しよう』なんてゆっくり考える前に予定が決まっているんだけれど、心の自由さは大学生のままでいたい

学生の、目の前のフロンティアに向かってくスピード感、いいよね

2012年2月12日日曜日

書いて遺して次に行く

仕事で一段落したり、テストに受かったり、何かしら一区切りすると日記を付けたくなる


書いて見直す事はほとんどないけど、振り返ってはじめて、『終わり』が来ると思うんだよね


そうやって文章を書く事で、何かを終わらせて、安心して次に進める気がする



会社に入って、仕事の一段落なんてまだ経験したことはないけど(新人の仕事は基本ルーティンなのです)、それでも一日・一週間・一か月と時間は過ぎてる訳で、何かしら自分の中で感じていることはある


この感じている事を持ったままいると、なかなか次に進めない。 脳内メモリーがすぐいっぱいになって、考えが広がらない


経験して、なんとなく頭に浮かんだバラバラな言葉を繋げていくのが日記なんだろう。 だから、日記を書くと何かを終わらせて、次に進むことができるんだ

『ふるいものを出さなければ、あたらしいものは入らない』


ふるいものをどんどん出して、新しいものをどんどん取り入れられるようにしたいなぁ

人と違う事をしたい。でも、浮きたくない

先週、会社で経営フォーラムが開かれた。

一年に一回、経営トップが全社の方針を説明し、参加した全社員が質問の機会を与えられる場だ。 


経営陣のプレゼンが終わり、質疑の時間に入る。 パラパラと質問が出るが、たまに途切れる。 僕は聞きたいことがあったが、質疑応答時間の終盤まで躊躇してしまった。



知っている先輩だらけの空間で手を挙げたくないという気持ちがあって、本当はフォーラム前からずっと思っていた疑問なのに、最後の最後『あと1つか2つで質疑を終える』という司会のセリフを聞くまで手が挙がらなかった。


結局質問はしたし、それに対して同期から「度胸あるじゃん」と褒めてもらえて結果オーライではあったんだけれども。



会社に入る遥か前、高校生くらいから『人と違う事をしたい』と思って行動してきた。

そのおかげで、大学時代は団体の代表をかけもちさせて貰えたし、普通じゃ経験できないような国際会議の場にも行くことができた。

自分の好きな事・したい事をほとんど本能のまま、全力でできていたのが大学時代だったんだと思う。


会社に入ると、どうしても『サラリーマン根性』を持ってしまう。

周りから浮かずに仕事を進め、少しづつ自分の居場所を築いていく。こんなのが、僕の思うサラリーマン根性


誰もが持っている感情なんだろうけど、こんな事ばかり考えて、数年後、特段功績も失敗も残せないのは嫌だ



新入社員1年目って、できることも限られる肩身は決して広くない。それでも、自分の考え・したいことは発信できる状態でいたい

目立とう!積極的に浮こう!というよりは、人と違う事をしたいなら、浮くことも辞さない心構えが必要なんだろう