2010年12月29日水曜日

金沢旅記



12月はじめの3日間、金沢に行ってきましたー

往復は新宿からの夜行バス、宿は金沢大学の先輩の家に泊めてもらい、格安の金沢来訪でした。

金沢城、兼六園・・ と定番のコースに始まり、


茶を喫したり





21世紀美術館で3時間も過ごしたり



旅日記書いたりして来ました




この旅日記が置いてあったのが、金沢県立伝統産業工芸館というところだったのですが、展示の一角にこんなポスターが。(右)



そう。九谷焼きの技術研究所が、次世代の職人育成を目的に学生を募集していたんです。

実際に学生が作った器なども展示されていて、同世代が作ったものだと思うと、伝統が受け継がれていることがいいなぁ と感じます。

職人になるために全寮制の学校に通い、朝早く起きて夜遅くまで制作に打ち込む。 立派です。


オレの通っている大学では、サービスラーニングという教育制度を取り入れています。

学生に学外活動を体験させ、その経験から自分の学んでいる学問をより有意義に捉えてもらおう というものです。

しかし、中途半端に経験させるよりも、九谷焼きと日々戦っている学生に一度合わせた方がよっぽど刺激的だと思います。

教育を作るのが、現在教育を受けていない者であると、どうしても頭でっかちな制度ができあがる気がします。 『グローバル人材の育成』教育が、TOEICのスコアを上げる為にどんな手法があるかを話し合っているようなものです。

そういう、定量できるものとかにしがみついてはダメ。


だからこそ、学生の声を届けることが重要なんだと思う。教育で本当に効果を出すには、現場に入り込んで何が効果的かを経験し続ける必要があります。

こんなん考えるのも、足を伸ばして金沢まで来たからですしね。


夜は毎晩のように酒を飲みながらの語らい!気の置けないいい時間を過ごしました。
市場で買った野菜と魚の鍋+天狗舞のコラボは最高です。 


やっぱり人は人がつくるな。 いい出会いに感謝っす

2010年12月27日月曜日

書きためる

久しぶりの更新!読んで下さってる方申し訳ないです。


今月は金沢・山梨と旅行に行き、その上卒研と内定者課題に忙殺されています!!

日記は手帳に書いてあるので、折を見てブログにも載せていこうと思います。


旅行の話をすこし


金沢旅行の最中、ある文学館を見学しました。


その文学館のワンフロアは五木寛之(石川で作家デビュー)の著書やエピソードで埋め尽くされており、近くに住むオバちゃんが通い通しで五木寛之の研究をしています。

彼女がオレに話してくれた一言

『貴方はこのフロアを見て、作品の量と質に圧倒されるかもしれない。でもそれだけで終わらせないで、どうしたらこれだけのものが書けるか考えて欲しい。
どんな作家も作品を作るまでには、多くの経験をしているものよ』

これを聞いて、経験を記録していきたいという思いが湧きました。

すぐに読み返す事はありませんが、後々見返した時、大きな財産になっているはずです。


何事も結果だけ求めず、過程を重視する事が大切ですね。