2011年1月15日土曜日

22歳、母校に帰る


ゼミの教授の同伴で、千葉にある出身校に行って来ました。

東海大学は付属高校が多く“高校からの7年間一貫教育”がウリ。高校時代から大学と連携した授業を受けられるようになっており、教授が出張授業に出向いたのがオレの母校だったため、アシスタントとして同伴させて頂きました。

4年前に卒業した高校です。正直「自分のことなんて忘れられてるんじゃないか」と不安もありましたが、出迎えに来てくれた先生がいきなりオレの名前を呼んでくれ、思い過ごしに終わりました。

高校に着き、初めて入る校長室。名刺を交換しながら、「自分はもう完全に卒業生なんだな」と気づくと、場所だけ高校でも自分は大学卒業間近であることに違和感を感じました。

その後教室で生物多様性についての講義をし、最後まで残った生徒と話している時、かつて数学を教えてくれていた先生がオレを指して現役高校生に話した言葉が記憶に残りました。

「コイツは高校時代飛びぬけて成績がよかった訳でもない。人をまとめる素質のようなものは元々持っていたが、いつも教員からお願いしてそういったポジションをやっているようなタイプだった。今日の授業のようなプレゼンを打ったり、COP10のような学生活動で目立つようになったのは自分で動いて行った結果だ。成績はお前の方がいいんだし、頑張ってみろよ」

そうか、オレ、成績よくなかったんだ。笑

という発見(というか思いだした)もありましたが、それ以上に高校の時と大学で、自分はだいぶ変わったことを改めて感じます。

気質は、昔から変わっていない。でも行動力や思考の幅はだいぶ広がってきました。

この原点は、大学1年時に意思を持って一歩目を踏み出した事だと思います。
入りたいと思う団体を探して説明会に行き、入っただけです。

それでもこれだけの変化があった。 行動で測るとほんの少しのことが、実はその先何年かの過ごし方を大きく変えることがある。

そんなことを確認できたと共に、卒業後4年も経っているのに当時を覚えて下さっている先生に感謝です。

いろいろな人に面倒かけてますね。 どうもありがとうございます。

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