2013年2月18日月曜日

大人は自由である

大学時代や高校時代、さらにその前を振り返って、『あの頃は自由だった!』なんて思う時もある。


特に、学生時代の友達なんかに会うとそう。 大学4年の、就職も、卒業も決まりひたすら飲み歩いていた頃を思い、『あの時に戻りたいよな~』なんて話をすることもある。 
実際、当時は毎日が夏休み。幸せだった。


それと対比して社会人には自由がない! なんていう。 本当にそうなんだろうか。


僕らは社会に出て、自分の力で稼ぐことを覚えた。 学生時代のバイトでは、とても稼げない金額の給料をもらい、生計を立てている。 (その多くが、残業代だとしても!)


稼いだお金でどこに住むのも自由だし、何をするかも自由だ。 もっと言えば何で稼ぐかだって、自由なんだ。


会社に勤めて、給料を貰う。 1ヶ月とか、短いスパンでこの行為を切り取ると、会社に行った対価として給料をもらっているように見える。 つまり、自由を売って給料をもらっているように見える。


でも、仕事の選択は本来自由でその職を選んだ結果として今の状態があるだけだ。

なろうと思えば、稼いだ金で学生に戻ることもできる。 旅にだって出れるし、飲み歩くことだって簡単だ。


問題は、この状態を自由だと考えるか、自由じゃないと考えるか、ってこと。なんじゃないか。
僕らは、もっと自由を噛みしめられる

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