2013年1月20日日曜日

本当はいつだって白紙なのに

年越しは、いつも長野にいる。

12月31日と、1月1日はなんでこんなにも意識が違うんだろう。
昨日と今日の間で、自分の何かが変わるとは思えない。でも、目の前にあるのが使いかけのノートか新品のノートかで、開いた1ページに書くときの気持ちの入れようは異なったものになる。

元々が完璧主義な僕は、書きかけのノートで、古いページに汚い文字や誤字なんかがあったりすると、すぐ新しいノートに変えたがってしまう。

リセットして、綺麗なノートを取ることで、完璧なノートが完成する可能性を感じられるから。

でも、きっと、昨日と今日がさして変わらないように、新しいノート、新しい年だって、実はそんなに変わっていない。

そういう意味で、何もかもをリセットして新しい時間を作り出す事はできないんだ。

僕らができるのは、時間の一部を切り出して考える事だけ。

年明けに新しい気持ちになるのは、無意識に切り取る時間範囲を「今日」だけにするからだと思った。

何か上手くいかなかった時は、つい「来年こそは」と思うものだけど、時間の切り取りを自分で意識的にすれば、毎日を白紙にすることもできるんだな。

以上雪を見ながらの考え事でした

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