2013年1月3日木曜日

進化のゆくすえ

仕事中心で暮らしていると、どうも不自然な事になってくる。

深夜まで仕事をしてタクシーで帰ることが当たり前のようであったり、膨大な仕事を片付ける事に注意が行き過ぎ、私生活が疎かになったりする。 残業が増えれば給料も上がるが、その金は残業後の外食代や出張先の遊び代で消えていく。

こういう日々を送っていると、感性が鈍る気がしていけない。

バタバタと仕事をし続けると、こんな気持ちすら抱かなくなる。 毎年正月は長野で過ごす事にしているが、この田舎で過ごす時間がなければ、こんなことも考えず、感性なんて考えを忘れてしまいそうだ。

生物学で言うところの進化とは、環境に適応することだ。
僕らも生きている中で、置かれた環境に適応を繰り返して進化・成長している。 一つの環境で過ごす時間が長ければ長い程、その環境に適した人間ができあがっていくんだろう。

2012年は、仕事に没頭した一年だった。研修から戻って異動になった配属先で、社会人の初めの一歩を踏み出した。

どんなに実りある一年だったとしても、その環境に身を置くということは、「環境に応じた進化を余儀なくされる」ということを頭に入れていこうと思う。

仕事は楽しいが、もっと楽しいことがあるかもしれない。そこへのレーダーになる感性を失ってしまっては、仕事を辞められなくなってしまいそうだから。

0 件のコメント:

コメントを投稿