大学の下宿先を引き払い、千葉の実家に一時的に帰省しています。
都会に住むとslowlifeが恋しくなるものですが、実家での生活はslowを地でいっていて、おいしい空気にバランスの取れた食事を食べ、こんな時間に風呂にも入って一息ついているところです。
田舎暮らしってとても魅力的です。
世俗的なところから距離を置いて、自分のペースで過ごし、時間がたっていく。
健康的で新鮮な食事や人間関係があり、自然の営みに生かされていることに感謝の気持ちを持つ。
まるで宮沢賢治の世界観です。しっかり着実に現実を生き、それでもその中に喜びを見出していく姿が魅力的なんだろうと思います。
こう思うのは、目の前の事を直視できていないからのような気がします。
歳を重ねると共に自分の体感するスピードは上がっていて、目の前のことに向き合っている時間が短くなる。
顔が広がればそれだけ付き合いも増えるし、視野が広ければ遠くのことも気になる。
そんなこんなで気も休まらず、生活の楽しみを見いだせなくなっているのが都会人なのかもしれません。
だからせめて、実家にいる時くらいは目の前のことだけに注目していたい。
なるべく多く、目の前のことに向き合う時間を作りたいものです
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