昨日、新卒7年目の先輩と飲みに行った。
彼が入社した時は新卒が14人。その中でまだ会社に残っているのは3名しかいないらしい。
半分がリタイヤ、半分が起業。そんな話を聞いた。
当時は研修制度も整っていなく、新卒の年収も今の3分の2位だったらしい。
『入社時に環境が悪くて、クビを覚悟で抗議した。これだけ悪い環境なら、辞めさせられてもいいと思ってたね』
先輩はそう話した。
研修制度も整い、50人以上の同期がいる自分たちは幸せなのだと。
本当にそうだろうか?
環境が整っていなく、それでも成長を続ける会社に入り、悪戦苦闘しながら制度を整え死にもの狂いで仕事をしていく経験は何物にも代えられない。
感情を出して組織に立てついていけることが、オレには羨ましく思った。
自分が大学のサークルに入った時が、まさにそんな状況だった。
3つ上の先輩達のやりかたを見て、悪い所が目につくと刃向い、議論を繰り返した。
今の会社でそれをするには、少々組織がデカすぎる。
そもそも本社だけで1000人を超える会社の経営陣との距離は遠く、マクロな議論をする相手は目の前にいない。
社内で問題点に気づいたとしても、『これだけデカい組織なら、これくらいのひずみが生まれるのは仕方ない』 なんて、最近の自分は考え始めている。
『組織を自分の身近に考える事』『見つけた問題が、会社の優れた部分の裏返しだとわかっても、不満を持つ事』 ここら辺が今の自分には足りない。
会社の過去に不完全な時期があったと知って、先輩たちが改善をしてきたと知って、今自分には何ができるんだろうか。
お利口さんに組織に従順に働くだけでなく、もっとロックに働いてみてぇな
大事なのはここら辺りのバランスなんだがな
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