2010年11月21日日曜日

外来種問題

一昨日から、愛知県にて外来種の駆除活動『おさかなレスキュー』に参加しています!


外来種とは、その土地に元々生息していなかった生物を指す言葉です。

今回は溜め池から水を抜き、追い込んだ生物を捕獲して在来・外来で仕分け。その後在来種のみ池に戻します。

1日かけて池をさらった結果!

溜め池内のブルーギルを5万個体駆除。その他アメリカザリガニ・ウシガエルなども多数駆除しました。

すごい成果なのだけど、全て日本にいてはならない種。 人間が持ち込んだ結果はびこり、駆除されてしまうのです。

山奥の溜め池にブルーギルが放たれた理由は正確にはわかりません。ただ、現地の研究者は「マニアの持ち込みの可能性が高い」と話していました。


手元の魚の希少性を高め、価格を上げたいマニア。

原産地を潰すというやり方は、最悪です。


在来種が全滅した池には、餌をなくし共食いをするブルーギルの姿がありました。

生態系,ecosystemの崩壊です。


おさかなレスキューは毎年行ってるのですが、駆除しても新たにブルーギルが放流されている恐れもあります。

ふざけるな!ってカンジですよね

怒りを感じても、対処はとても難しい問題。

生き物を商品としてしか見ない人に対して、何を発信しても無駄なんだろうとも思います。


カネは倫理に勝る事がある。


せめて自分や仲間には、大切なものを見落とさずにいて欲しい。


外来生物を巡っての裏を見たような、体験でした。


やるせないよな〜

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