外来種とは、その土地に元々生息していなかった生物を指す言葉です。
今回は溜め池から水を抜き、追い込んだ生物を捕獲して在来・外来で仕分け。その後在来種のみ池に戻します。
1日かけて池をさらった結果!
溜め池内のブルーギルを5万個体駆除。その他アメリカザリガニ・ウシガエルなども多数駆除しました。
すごい成果なのだけど、全て日本にいてはならない種。 人間が持ち込んだ結果はびこり、駆除されてしまうのです。
山奥の溜め池にブルーギルが放たれた理由は正確にはわかりません。ただ、現地の研究者は「マニアの持ち込みの可能性が高い」と話していました。
手元の魚の希少性を高め、価格を上げたいマニア。
原産地を潰すというやり方は、最悪です。
在来種が全滅した池には、餌をなくし共食いをするブルーギルの姿がありました。
生態系,ecosystemの崩壊です。
おさかなレスキューは毎年行ってるのですが、駆除しても新たにブルーギルが放流されている恐れもあります。
ふざけるな!ってカンジですよね
怒りを感じても、対処はとても難しい問題。
生き物を商品としてしか見ない人に対して、何を発信しても無駄なんだろうとも思います。
カネは倫理に勝る事がある。
せめて自分や仲間には、大切なものを見落とさずにいて欲しい。
外来生物を巡っての裏を見たような、体験でした。
やるせないよな〜
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