環境問題って何だろう?
以前参加した、KEEP協会主催の「若者のための環境×国際ミーティング」で出会った女の子はこう言っていた。
『環境問題は関係問題』
“環境”という言葉は、自然を指す自然環境だけでなく人間同士のつくる社会環境も指す。
人と自然、人と人の関係がうまくいっていない状態のことを環境問題と捉えることができるという。
これ、すごくしっくりくるな。
当事者がどう感じるかで、問題か問題じゃないか変わってくることって多い。例えばすごく奇抜な建造物があったとして、それをどう捉えるかは感じ方次第だ。
つまり、環境問題は人によって様々だということだ。
環境問題とは“付き合い方”だと捉えて、その後なぜ起きているかなどの論理を知り、できるところから行動にうつしていくのが自然な流れだと思う。
そう考えると、人類共通の環境問題である気候変動や生物多様性以外に、人それぞれ環境問題を持っていると言える。
主流の問題が取り上げられることは多いけれど、解決すべき関係問題は無数にあるみたいだ。
『環境問題は関係問題』といわれると、どうしても紛争解決について考えてしまいます。
返信削除人が持つ「権利」と一応のルールとしての「法律」。
それらが対立することは多い。
上記の例から見ると、
奇抜な家を建てる「権利」と建築基準法などによる建物への制限を加える「法律」。
一方で権利同士が対立することも多い。
タバコを吸うという「権利」とタバコを吸いたくないという「権利」。
付き合い方もそうだけれど、互いの権利であったり、自由であったり・・・それらを尊重していかなければ行けないというのは一筋縄ではいかないなあと思います。
まさにそういう分野を学ぶ者ではありますが、
いや~難しいッス。
まちゃ~るさん
返信削除様々な対立構造があって、実際はwin-winになることってごく稀ですよね。
何で判断すべきかという尺度が曖昧だからこそ、マイケルサンデルの“これからの正義の話をしよう”のような本がヒットするんでしょう。
結局は自分がどういう立ち位置にいたいのか決めることしかできないんだと思います。
考え続けなければならないですね